ケアウホウ・リゾートの日没2010年12月25日 23時24分10秒

続けての出張でハワイに行っていました。最初はハワイ島で、2日のオフをはさんで後半はオアフ島です。
5年前の機会にはケガで行けなかったので、初めてのハワイ島でした。滞在先はKonaの近くのリゾートホテルでした。
初日から、素晴らしい日没を見ることができました。
日没01

日没02

ホテルのテラスからの眺めです。海岸の四角い石造りの台場のような構造物は、Native Hawaiianの宗教施設を復元したものだそうです(立ち入り禁止でした)。
浜辺01

ホテルの前の道端の花々も熱帯の植物です。
花01

白いブーゲンビリア。紫や赤もありました。
花02

花03

ホテルの車寄せの前の庭には椰子の木があります。そこに張ってあったハンモックに寝そべって撮りました。
椰子01

椰子02

庭にはえさ場がいくつか設けてあり、いろいろな小鳥がいて、テーブルのすぐそばにもやってきます。写真のえさ場には、文鳥を少し大きくしたような鳥が写っています。
小鳥01

海岸に張り出したテラスバーからの眺めです。ウミガメが2匹いました。
亀01

サンライズツアー12010年12月26日 01時26分27秒

ハワイ島にはすばる望遠鏡をはじめとする各国の天文台が集中していることは知っていたので、ぜひとも星見をしたく、Mauna Keaの日の出を見るツアーに参加しました。
メインは日の出なのですが、私の興味はその前のオニヅカ・センターでの星見です。半月位の月齢(12/15)ですが、日の出ツアーなら、月が沈んでからの観望になるので期待できると考えました。
当日のKonaの天気は曇りで風もあり、高山ではもっとひどいかもしれないと心配でしたが、Mauna Keaに向かうにつれて、どんどん天気がよくなり、快晴+ほとんど無風で最高の状態になりました。
ガイドさんのお話では、Hawaii島では島をあげて天文台に協力していて、Mauna Keaの麓の市街地の街灯はナトリウム灯にし、市街地以外は街灯を設置しないようにしているそうです。山に近づくと、確かに街灯が無く、真っ暗でした。ただ、霧があったりすると路肩が分からなくなりやすく、とても危険だそうです。
オニヅカセンター(2800 m)では、ココアをいただいたあと、ガイドさんの説明で星見となりました。駐車場の明かりが消されると、一面の星空でした。
緯度が10度くらいなので、オリオン座が寝ていて変な感じです。
オリオン座付近01

星座線を引くと、こんな感じです。
obsession 18" Classic

初めて南十字を見ました。赤い光はビジターセンターの建物(トイレだけ利用した)です。
南十字01

南十字はこれです。もちろん天の南極は地平線の下です。
南十字02

北斗七星や南十字、黄道星座などの肉眼観望のあと、望遠鏡(8インチくらいのシュミットカセグレン?)で、シリウス、土星、オメガ星団を見せてくれました。オメガ星団も初めての観望でした。
ガイドさんの説明は的確でしたが、日の出に重点があるようで、星見の時間は30分程度でした(トイレ休憩、望遠鏡の設置・撤収も含めて)。一応、双眼鏡を持参したのですが、ほとんど見る時間は無く、こんなに良い空なのに、とても残念でした。それほど温度順応もしていない状態なのに、土星もオメガ星団も良く見えていて、シーイングもよいようでした。その倍率も100倍くらいだけで、全く物足りない観望でした。こんなに暗いのですから、銀河や大きな散光星雲などを見たいところです。次の機会には、ぜひ、Stargazingがメインのツアーに参加したいと思いました。

サンライズツアー22010年12月26日 02時09分21秒

オニヅカセンターからは、途中、砂利道はありますが、順調な登りで、山頂まで来ました。各国の天文台が並んでいます。ガイドさんが、東側で日の出が見やすいスポットに車を止めて、日の出前後の見所を、時々刻々に、解説してくれました。

日の出前の東空です。金星が出ています。
東の空(金星)01
みんなで東を眺めています。
参加者たち
日の出です。天気が良いので可能性があると言われましたが、グリーンフラッシュは出ませんでした。
日の出03
だんだん上がってきます。
日の出04
かなり出てきました。
日の出05
西の空には紫色の帯が見えます。
紫色
また東の空です。
日の出07
Mauna Keaの山影が見えます。見えているドームは、左が、すばる望遠鏡、あとの2つはアメリカのKeck 1, Keck 2です。
山の影

山頂から降りてくる途中です。登りのときは真っ暗でわかりませんでしたが、荒涼としています。小さい(といっても、数十メートル以上?)黒い円錐形の山々は、噴火口の跡だそうで、たくさんありました。
噴火口

オニヅカセンターまで下りて休憩です。写真は、センターの入り口のオニヅカ大佐のレリーフです。
オニヅカ大佐の碑

イルカのツアー2010年12月26日 02時33分22秒

イルカと泳ぐツアーに参加してきました。
大きい船で食事付きで眺めるツアーもありましたが、シュノーケルで一緒に泳げるというツアーです。集合場所の入り江に向かいます。
入り江01

他の会社の事務所はあるのですが、お目当てのツアーの事務所がありません。そこに居た人に聞くと、そのツアーは車でやってくるので、船着場で待っていたらいいよ、と言われました。確かに、しばらくすると、係の人が現れて、受付を始めました。
受付け

船長さんとお客のひとりです。ボートは、スクリュー推進ではなくて、水を吹出すタイプで、イルカに近づいてよいのだということでした。
船長さん

入り江を出て、海岸沿いに少し北上し、イルカのねぐらに向かいました。イルカは夜から朝に餌を食べ、そのあとねぐらに戻り、午前10時くらいから寝るのだそうです(完全に寝ると呼吸できないので、脳を半分ずつ休ませる)。そのため、イルカの周りで泳げるのは、10時前までということでした。
イルカと泳ぐやり方は、船長さんがイルカのいる付近に船を動かし、すぐに飛び込むように指示されます。その後、船の上から、こっちに行けとか、そこにいるよ、とか身振りや声で指示が出されるので、それにしたがって、イルカに近づきます。イルカに触るのは禁止ですが、かなり(2,3メートル?)近づけました。追いかけたり、並走(泳?)したりしておもしろかったです。10頭くらいの群れもいましたが、どうも同じ個体(親2頭と子供1頭)が船の近くで回っているようで、何度も遭遇しました。写真には撮れませんでしたが、ジャンプしたり、スピンしたりもしていました。一緒に泳いだ方の一人は耐水デジカメで盛んに撮影されていました。
いるか04

いるか05

いるか06

その後、別の珊瑚礁の入り江で魚やウニなどを見ました。いろいろな魚や、パイプみたいなウニなど、たくさんの生物を見ることができましたが、少し流れがきつく、サンゴに打ち寄せられて、少し擦り傷をつくりました。

出発した入り江にもどる際の、海岸の眺めです。
海岸
入り江に戻ってきました。
入り江02