連休2度目の星見2011年05月09日 19時49分03秒

晴れの予報が出た5/4に、2回目の星見に出かけました(場所は同じ、大間々駐車場)。
今度は、観望対象を、iPadのStarmapHDの「計画」に登録しておき、これを見ながら導入して行きました。18UCに取り付けたiPadのスタンドは少し鏡筒から離した位置が使いやすいようです。導入装置の調子もよかったのですが、肝心の空の状態が悪かったです。始終、薄雲が流れてきて、時にはほぼ全天が曇りになってしまうのと、雲がかかっていないところも、黄砂のためか透明度が悪く、淡い対象や、銀河の暗黒帯などが見にくい状態でした。
今回も、下記のような、比較的明るく見やすい対象の観望になりました。
M3, M2392(Eskimo), NGC3242(Ghost of Jupiter), M81, M82, M104(Sombrero), M65, M60, M87, M13, M5, NGC4631(Humpback Whale galaxy), M64, M101, M51, NC4565, M90, M64, NGC6543, NGC6210, NGC6826, M57
残念ながら、下記の対象は確認することが出来ませんでした。次回に持越しです。
IC4593, NGC4567(Siamese Twins), IC5146(Cocoon), NGC4438(The Eyes), NGC4038&4039(Antennae)

ToUCamの設定2011年05月09日 20時08分27秒

土星(μ180、x3 barlowで拡大)
土星のToUCam撮影で、3倍バローレンズを使うと、シャッターを一番遅くし(1/15 s)、感度を最高に上げても、暗すぎてよい画像が得られていなかった。
インターネットで調べてみると、シャッター速度は、数値表示が同じでも、実はフレームレートによって変化していることがわかった。これまでは、フレームレートは30 fpsなどで撮影していたが、5 fpsにすると、明らかに露光時間が長くなっており、画像が格段に明るくなった。
連休最後の日曜(5/8)に晴れになったので、早速、試してみることにした。残念ながら、シーイングが悪く、恒星の焦点内外像は激しく動いている状態で、解像度が悪い像しか得られなかったが、ようやくカッシニの間隙や本体の縞が見える画像が3倍で得られた。
今週末にも、良好なシーイングを期待してチャレンジする予定だ。