ベランダで星見2012年10月08日 18時36分21秒

まだ月が大きいですが、晴れ間になったので、ベランダで☆を見ました。
木星がとても明るかったので、カメラで1枚撮りをしてみました。
衛星のところは、木星本体とは別に明るさとコントラストを上げています。木星本体を見ると、少しピントがずれているようです。
木星
月だけでなく、宿舎の周りは街明かりが強い地区ですが、オリオン大星雲は、はっきり見ることができます。
M42
同じあたりを、望遠鏡を外して、カメラレンズでも撮影してみました。
カメラの受光素子の性質(?)なのか、光が強すぎるのか、明るい星には青紫のにじみのようなものが出てしまいました。
M42
オリオン座の下側にあるうさぎ座の球状星団(M79)をねらってみました。小さい球状星団ですが、色の違う星(オレンジ色と白)が集まっているのがわかります。
M79
再来週は、初めて双望会に参加します。ネット上だけの知り合いの方々に会える(機材も)のが楽しみです。

初めての双望会 (1)2012年10月23日 19時38分47秒

朝6時につくばを出発して、途中、首都高のトンネルでの事故渋滞、集中工事の車線規制による渋滞を通り抜けて、新東名の終点近くの浜松SAで早めのお昼にしました。新東名は空いていて、とても快適でした。
新東名 浜松SA

2時少し前に受付が始まり、機材の設営開始です。
私自身は芝生広場の奥に割り当てていただき、さっそく18"UCを組み立てました。
K Nebulaさんやutoさんなど、ネット上では知っていてもお会いしたことのなかった方々に、今回、初めてお目にかかることができて、機材の特徴や観望のヒントなど、たくさんの有益な情報を教えていただきました。思いの外たくさんの方々から、Blogを見ていただいているという声をかけていただき、うれしかったです。
また、BigBinoや25cm双眼望遠鏡など、ここでなければ見ることができない(?)伝説の機材を見せていただくことができました。

とても全部の機材についてお話を伺うことはできませんでしたが、会場で撮った写真を紹介します。

お隣のタッツィーさんの80 mm F15屈折望遠鏡です。木星を見せていただくのが楽しみだったのですが、チャンスを逃してしまいました。次の機会にと、お願いしておきました。
80 mm F15 refractor
同じくタッツィーさんのNinjaです。
ninja400
K NebulaさんのObsession 18"UC銀ミラー仕様です。
M42を見せていただきました。私の目では緑色はわかりませんでしたが、中央部と周辺部(写真と同じように、緑色と少し赤みがかった色に見えるそうです)の違いはわかりました。私の18"UC(斜鏡だけ銀メッキ)とは、この点で明らかに差がありました。
18UC Ag mirror
私が18"UCを導入するきっかけをくださったutoさんの自作18"Dobsonianです。Blogで見たような気になっていましたが、実物は、木目が美しく、工芸品のような望遠鏡でした。utoさんからは、大口径Dobの分解能を生かした月の観望(クレーターの山に光があたってくる様子を見る、Moon-Skyglowフィルターの効果)のヒントをいただきました。おかげさまで、月のある夜にもDobを持ち出す意欲がでてきました。
Utoさんの18" Dobsonian

初めての双望会 (2)2012年10月23日 21時53分34秒

ユニークな機材がたくさんありました。
たくさんの人が集まっていたイタリア製のDall-Kirkhum望遠鏡です。長焦点で、惑星専用のようです。調整が万全では無く、本来の性能の状態では無い状態だそうですが、黒(カーボンファイバー)と金色でオブジェとしても美しい望遠鏡でした。
italian D-K

かつさんのMelon250CRSです。鏡筒だけでなく、赤道儀のおもりにまでイラストが描かれています。かわいいイラストのシールをいただきました(ありがとうございます)。
Melon 300 CRS

太陽望遠鏡がたくさんありましたが、その中でも特にユニークな岡本さんのシーロスタット望遠鏡です。Nikonの10 cm屈折望遠鏡に、2枚の平面鏡で太陽を導入しています。2枚の内、手前側の鏡が極軸の周りで回転して太陽を追尾しています。このシステムのアピールポイントは、ビーチパラソルも装備して、直射日光にさらされることなく太陽観望ができることだそうです。この日は日差しがきつかったのですが、この望遠鏡の観望は、とても快適でした。
シーロスタット

この会のシンボル的な鏡筒だそうです。昨年と色が変わっているということでした(黄色 --> 黒)。
BigBino

蒼い星さんのBlue双眼望遠鏡です。太陽フィルターも青色で統一されていてきれいです。
Blue Bino

私も、太陽を見せていただきました。
Blue Bino

同じく蒼い星さんのミニチュアのBinoです。2つの鏡筒を保持する機構がユニークです。異なる2つのアダプタで鏡筒を保持することで、目幅調整と光軸調整ができるようになっています。このような機能をもつパーツが市販されているとは知りませんでした(本来の用途は、違うものだそうです。例えば目幅調整に使っているアダプタは、マクロ撮影等のカメラの前後調整用で、それを左右の移動に応用しているそうです。)。
mini bino

中野さんの114Binoです。とてもシャープに感じました。
Nakano 114 Bino

40 mmのPSTを双眼にしたものです。性能のばらつきが大きいものだそうですが、良い物を特別にSelectして双眼望遠鏡にしたものだそうです。そのとおりで、プロミネンスも、太陽表面の模様も 、どちらもシャープに見えました。
会場には、他にもたくさんの太陽望遠鏡があり、素晴らしい像を見せていただきました。私も1本(2本?)欲しいと思いましたが、お話を伺うと、見せていただいたような良い像を得るには、たくさんのKnow-Howが必要なようで、簡単では無さそうです(費用もかかる?)。
PST Twin

初めての双望会 (3)2012年10月23日 22時24分28秒

ユニークな形状の反射双眼望遠鏡Kabuto400です。明るい内にお話を伺った(工夫が満載で、先端の赤い三角のカバーにも機能がある)のですが、肝心の夜に覗かせていただきそびれてしまいました。次回に期待です。
Kabuto400

K NebulaさんのAPM Binoの片側にHerschel prism+双眼装置をつけて見せていただきました。緑色のフィルターも合わせた構成で、太陽表面がとてもシャープに見えます。Herschel prism自体は、とてもお勧めだそうですが、組み合わせる望遠鏡の性能も重要だそうです。
130 + Herschel Prism

本館まえの芝生広場の様子です。
芝生広場

とてもコンパクトになるトラベルドブソニアンです。分解して、仕舞うところも見せていただきましたが、パズルのようでした。
Travel Dob

益田さんのParallel双眼望遠鏡です。架台や三脚などは完全自作で作っていただいたそうです。脚に桜材を使ったり、接続金具も組み立て易いように工夫されています。
Parallel Bino

日没が近づいてきて、皆さん、月に向けて観望がはじまりました。
月に向けて

夜の観望前の状態です。
夜の観望に向けて

2晩の観望を終えて、閉会式のあと、スターフォーレスト御園をあとにしました。振り返って、スターフォーレストを写した1枚です。
運営委員の方々やスタッフの方々のお陰で、大変楽しい時を過ごすことができました。来年も、また、皆さんとこの場で再会したいです。
スターフォーレスト御園

双望会のメモ2012年10月23日 22時53分03秒

双望会に参加して、たくさんの方々にお会いして、初めての機材、対象を見ることができました。また、たくさんの事を教えていただきました。
忘れないうちに、メモをしておきます。

太陽
黒点だけでなく、プロミネンスや表面の模様(粒状斑?)も見えるものもあった。口径やフィルター(シングル、ダブルスタック)などの組み合わせで、性能は大きく変わる(らしい)。同じ機種でも性能は同じとは限らないようだ。
自分で導入するとしたら、宮城のなべやんさんに見せていただいたシステム(115 mm双眼+金属蒸着フィルター、および35 mm太陽望遠鏡)が参考になりそうに思った。

彗星
ハーゲンローザ彗星を見せていただいた。扇のような尾がはっきりと見えた。来年以降は、大彗星が来るらしいので、楽しみだ。

アステリスム
二重星団の一方がタコに見える。教えていただくと、確かにタコに見えた。

かつさんにいただいたシールのテーマになっているミク星団(NGC7160)は、双望会では見ることができなかった(導入できなかった)ので、今後の観望でチェックする。

H-betaフィルターを手に入れたので、次は、馬頭星雲を自分で見たい。

スターフォーレスト御園の60 cm反射望遠鏡を見せていただいた。残念ながら、私が見せていただいた時は雲がかかってきていて、よく見えなかった。次回は、良い条件で見てみたい。

Nexus+SkySafari
SkySafariのバージョンアップのために2−star alignmentができず、1-starになった。誤差が大きく、近くの星でalignmentしないと導入ができない。おそらく、架台が水平になっていれば、もう少し精度が出ると思われるが、SkySafariの側が対応しないと解決にはならない。早く、Bugfixしてほしいものだ。
今回は、エンコーダ自体はうまく働いているようだったが、エンコーダとNexusをつなぐモジュラーケーブルのコネクタのストッパとなるプラスチック部分が折れていた。このため、時々、コネクタが外れてしまった。かしめる工具とコネクタを入手して修理する必要がある(新しいケーブルは高価)。

設置場所
双望会では、芝生広場への設置となった。今まで、舗装状態のところばかりで観望していたので、地面の状態にあまり気を使っていなかった。私のシステムでは、iPadを保持するために、ベース部分に支柱を保持する金具を取り付けており、地面ギリギリになっている。今回の設置場所では、脚部が沈み込むような状態になり、時々金具がこすれてしまう状態になった。地面からの湿気を減らす意味でも下に板を敷くか、脚の部分だけでも支える台を置くとよさそうに思われる。他の方々も、そのような工夫をされているようだった。

結露対策
今回の観望の最大の問題点は、結露だった。斜鏡については、少し曇りが現れはじめた時点で、斜鏡に組み込んだヒーター用の電池を交換して、時々動作を確認しながら使ったところ、曇りも取れて使用することができた。
一方、2日目の夜半過ぎには、双眼装置の先端のレンズ、ファインダーの対物レンズ、アイピースが曇ってきた。特に、双眼装置やParacorrの先端のレンズの曇がひどかった。
周りの皆さんは、入念にヒーター等の曇り対策をされていた。長めのフード(ファインダー等)などの対策は考えていたが、今回の程度の結露に対しては、ヒーターなどの対策が必要かもしれない。次回の双望会までには、ヒーターやドライヤー等の導入を考えたい。

月、惑星の観望方法
utoさんから、大口径Dobならではの月の観望として、高倍率で欠けぎわの地形に注目することを教えていただいた。クレーターの中心の山などの高い部分に日が当たりはじめる様子などを観察することができるということだった。これまでは、まぶしいので月自体を見ることが少なく、他の天体は月明かりでよく見えないので、Dobを使うこと自体が少なかった。最近、月観望を考えてNDフィルターを購入したところだが、今後は、高倍率での月観望に挑戦してみたい。
また、月や惑星の観望用に、Moon-Skyglowフィルターも勧められた。弱目の光害防止の効果に加えて、月に対してはコントラスト改善による海の部分に模様が見えるようになる効果、惑星に対してもコントラスト向上の効果があるとのことだ。

日差し対策
今回の双望会では、日中も好天に恵まれた。太陽望遠鏡の観望と、機材紹介では、ずっと屋外に出ていることになる。スターパーティーということで、昼間のイベントは余り考えていなかったのだが、実際には日中も屋外に出ていることが多かった。
次回は、(防寒用の毛糸帽に加えて、日差しよけの)帽子や日焼け止めも用意するようにしたい。