iPhone+iPadで光軸調整(の準備)(1)2012年10月28日 14時14分21秒

双望会で刺激を受けて、月が大きいものの星見をしたかったのですが、金曜、土曜は曇り、今日は雨になってしまいました。そこで、前々から考えていた実験をしてみることにしました。
双望会では、NexusとSkySafariによる導入支援が大流行でした。私は、やったことがないのですが、1台のNexusに2台のiOSデバイス(iPhone, iPad)を繋ぐこともできるそうで、 星見に複数のiOSデバイスを持っていくことも普通になりそうです。
一方、大きい望遠鏡の調整では、調整ネジと覗き口が離れているので、調整にはちょっとネジを回し、覗き口に移動してチェック、またネジの近くに移動を繰り返す必要があります。パソコンとWebcamを使って像を見ながら調整されている方もおられると思いますが、無線(WifiやBluetooth)を使って複数のカメラ付きデバイスを通信させれば、出先でパソコン無しで、これが可能になるのでは?ということです。

(1) 光学系
ゆくゆくは、オートコリメータによる調整にも応用したいところですが、とりあえず、光学系が改造無しでできそうな、明るい星の焦点内外像をコリメート法で撮影できるようにしてみました。
カメラには、機種更新で引退していたiPhone 3GSに、光学8倍望遠レンズアダプタ(テック iPhone 3G/3GS対応光学8倍望遠レンズ IPL-BK)を取り付けました。プラスチックのiPhoneケースのカメラ部分にネジが切ってあり、望遠レンズ部をねじ込んで固定します。
Borgの拡大カメラアダプター(SD-1X)に、Nagler 6-13 mmアイピースを取り付け、カメラ側にはM42P0.75->M36.4/M42P0.75AD (7523)を介して、1 1/4"アイピースアダプタ (7314)でアメリカンサイズのアイピースが取り付けられるようにしました。
8倍望遠レンズの先端が、アメリカンサイズのアイピースよりも少し小さい直径なので、紙をひと巻きするとちょうど固定できました。乱暴に扱わなければ、これで固定は大丈夫そうです。
Borg60ED+iPhone 3GS

iPhone+iPadで光軸調整(の準備)(2)2012年10月28日 14時37分18秒

(2)ソフトウェア
iPhoneとiPadをつなぐソフトウェアには、CAMERA-A+Bを使いました。
iTune のAppStore
https://itunes.apple.com/jp/app/camera-a+b/id363441925?mt=8
取り上げた記事(現在はこの値段で買える)
http://app.iwire.jp/apps/363441925/CAMERA-A%2BB/

CAMERA-B(こちらは、無料ソフト)をカメラ側のデバイスにインストールし、iPadなどにCAMERA-A (デバイス上では、iPadCameraと表示された、こちらは有料85円)をインストールする。起動すると相手を探して、自動的につながりました(試したのはBluetoothによる接続です、両者をONにしたら、すぐつながりました)。

近所のビルの屋上の航空標識灯を狙います。これが望遠鏡(Borg 60ED)に付けたiPhoneの画像です。
iPhone image
こちらは、iPad側の画像です。画面が大きいので見やすいです。
iPad image
このアプリには、静止画を撮影したりといった機能がいろいろあるようですが、まだ、使い方はよくわかっていません。

実際に、星像を見た時に感度が十分かどうかはわかりません(ちょっと、暗すぎるかもしれない)が、とりあえずピントが合うことは確認できました。天気が回復したら、実際の光軸調整に使えるかどうかを確認してみたいです。