初めての双望会 (2) ― 2012年10月23日 21時53分34秒
ユニークな機材がたくさんありました。
たくさんの人が集まっていたイタリア製のDall-Kirkhum望遠鏡です。長焦点で、惑星専用のようです。調整が万全では無く、本来の性能の状態では無い状態だそうですが、黒(カーボンファイバー)と金色でオブジェとしても美しい望遠鏡でした。
かつさんのMelon250CRSです。鏡筒だけでなく、赤道儀のおもりにまでイラストが描かれています。かわいいイラストのシールをいただきました(ありがとうございます)。
太陽望遠鏡がたくさんありましたが、その中でも特にユニークな岡本さんのシーロスタット望遠鏡です。Nikonの10 cm屈折望遠鏡に、2枚の平面鏡で太陽を導入しています。2枚の内、手前側の鏡が極軸の周りで回転して太陽を追尾しています。このシステムのアピールポイントは、ビーチパラソルも装備して、直射日光にさらされることなく太陽観望ができることだそうです。この日は日差しがきつかったのですが、この望遠鏡の観望は、とても快適でした。
この会のシンボル的な鏡筒だそうです。昨年と色が変わっているということでした(黄色 --> 黒)。
蒼い星さんのBlue双眼望遠鏡です。太陽フィルターも青色で統一されていてきれいです。
私も、太陽を見せていただきました。
同じく蒼い星さんのミニチュアのBinoです。2つの鏡筒を保持する機構がユニークです。異なる2つのアダプタで鏡筒を保持することで、目幅調整と光軸調整ができるようになっています。このような機能をもつパーツが市販されているとは知りませんでした(本来の用途は、違うものだそうです。例えば目幅調整に使っているアダプタは、マクロ撮影等のカメラの前後調整用で、それを左右の移動に応用しているそうです。)。
中野さんの114Binoです。とてもシャープに感じました。
40 mmのPSTを双眼にしたものです。性能のばらつきが大きいものだそうですが、良い物を特別にSelectして双眼望遠鏡にしたものだそうです。そのとおりで、プロミネンスも、太陽表面の模様も
、どちらもシャープに見えました。
会場には、他にもたくさんの太陽望遠鏡があり、素晴らしい像を見せていただきました。私も1本(2本?)欲しいと思いましたが、お話を伺うと、見せていただいたような良い像を得るには、たくさんのKnow-Howが必要なようで、簡単では無さそうです(費用もかかる?)。
コメント
_ 114中野 ― 2012年11月08日 23時36分57秒
双望会ではお世話になりました。この度は私の機材を御紹介下さりありがとうございます。少しでも参考になったなら幸いです。パソコン音痴でメールも大の苦手ですので、とりあえずお礼まで。 また来年の双望会でお会いしましょう!
_ Morgenstern ― 2012年11月09日 22時48分33秒
114中野様 コメントありがとうございます。
双眼視が好きなので、Dobと10 cm屈折では、ほとんど双眼装置を使って観望しているのですが、中野さんの114Binoをはじめとする双眼望遠鏡のシャープでありながら広い視野の眺めは、別格ですね。来年の双望会にもぜひ参加しようと思っていますので、また、よろしくお願いします。
双眼視が好きなので、Dobと10 cm屈折では、ほとんど双眼装置を使って観望しているのですが、中野さんの114Binoをはじめとする双眼望遠鏡のシャープでありながら広い視野の眺めは、別格ですね。来年の双望会にもぜひ参加しようと思っていますので、また、よろしくお願いします。
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