夏休み(1)-日光白根山 ― 2013年08月11日 14時43分38秒
学会のあとに2日有給休暇をとって、日光に来ました。
普段、運動不足なので、軽い登山ということで、リフトを使って日光白根山に登りました。晴れてはいますが、かなり雲も多い天気でした。
山頂駅近くにさしかかったところで、正面の山頂には雲がかかっています。
昨年は7月24日に登りましたが、今年は8月9日です。
登り口の鳥居です。くぐってすぐ右側に神社があります。
ゆるい登りの樹林帯の道です。
ところどころ、群馬県側の山々が見えます。
樹林帯を抜けると見晴らしがよくなります。左手側が山頂です。
山頂は、左側のピークです。もうすぐです。
山頂に立ちました。雲が多く、もやもかかっていて見通しはあまり良くありません。それでも男体山と中禅寺湖、尾瀬の山々が見えました。
昨年は急にガスがかかってきて涼しかったのですが、今年は風もあまりなく、少し暑かったです。
お天気が安定していたのと、足も大丈夫
だったので、帰りは来た道をそのまま戻るのではなくて、弥陀ヶ池をまわっていくことにしました。
写真は、正面少し右よりが男体山、さらに右側に中禅寺湖が見えます。左下に見えているのが五色沼です。深いブルーに見えます。
こちらがこれから下っていく弥陀ヶ池です。こちらは水が浅い感じです。
山頂のこちら側の方が岩場になっています。下る途中で4人ほどの人とすれ違いましたが、こちらから登るのは大変そうです。
ロープウェイ駅に戻る道と池に降りる道の分岐の近くから池をみたアングルです。小学生くらい(3,4年生?)の団体が来ていました。
ここで昼食にしました。鹿が3頭あらわれて、草を食んでいます。すぐ近くに大勢の小学生がいるのですが、人を恐れていないようです(奈良公園みたいに寄ってくるわけではない)。
弥陀ヶ池の眺めです。左側の木道は菅沼へ下る登山道です。
あとは、ふたたび樹林帯の道を下って、ロープウェイ駅にもどりました。振り返ると、山頂にかかっていた雲も無くなり、きれいな姿が見えました。
最後に、山頂駅横の「天空の足湯(写真の中央)
」につかって、足を休めてから、宿に戻りました。
夏休み〜日光白根山2 ― 2012年07月30日 00時38分04秒
男体山と違って、砂礫地帯は少なく、登り易く感じました。
左手に山頂が見えています。
頂上手前のピークに小さな祠(ほこら)がありました。
ここから、一度、少し下りてから登ると山頂です。
五色沼が見えました。
ここが山頂です。残念ながら近くの山しか見えません。
山頂はとても狭いので、すぐそばの少し開けた場所で昼食にしました。遠く山々は見えませんでしたが、中禅寺湖が見えました。
だんだんガスが上がってきて、雨もぽつぽつ降ってきたので、下山開始です。天気が不安だったので、登ってきた道をそのまま戻ることにしました。
今回、初めてストックを使いました。特に下山のときに足の負担が少なくなり、良かったです。時間もかからなかったので、ここでルートを変えて、血の池地獄を回ることにしました。
鉄分?などで赤黒い色の池でしたが、迫力はなかったです。
山頂駅前には、ロックガーデンがあり、高山植物が栽培されていました。
天頂の足湯から眺めです。天候が良ければ日本アルプスの山々も見えるらしいですが、近くの山々だけ見えました。足湯は少し熱めでした。
登った白根山を足湯から振り返りました。山頂には雲がかかっています。
夏休み〜日光白根山1 ― 2012年07月29日 23時29分26秒
今年の夏休みは日光湯元に2泊がメインでした。第1目的は戦場ヶ原の星見でしたが、2晩とも曇りで全くだめでした。7月24日は、第2目的の日光白根山に登りました。少し足首の調子が悪いので、最も楽な、群馬県側の丸沼高原に回って、ロープウェイを使うルートで登ることにしました。
日光湯元からは金精トンネルを抜けて車で20分ほどでロープウェイの山麓駅に着きます。ロープウェイ(スキーのゴンドラ)は往復で1800円(1900円ですが、丸沼高原のパンフレットについている割引券を提示して100円引き)で少し高いですが、駐車料金はかかりません。
ゴンドラで2000 mまで登ります。
山頂駅からは、これから登る白根山が見えます。
登り口には鳥居があります。
少し進むと左手に社殿があります。そのまま直進し、電気柵のゲートを開けて進みます。
最初は、ほとんど平坦な道です。
林の中を進みます。
樹林帯の道が続きます。
少し登りになり、石がごろごろするところもあります。
ゆるい登りです。
山頂に近づき、登りが急になってきます。
樹林帯をぬけると、山頂が見えます。
草原になり、道の両側には高山植物の花が咲いていました。
もう少しで山頂です。
すい星の話 ― 2011年07月10日 15時58分51秒
ようやく梅雨が明けて、星空の観望に復帰できました。
でも、月が明るくなっていて、月や土星を眺めています。
もしも1週間早ければ完璧だったのですが、これでも早めの梅雨明けなので、今月末の新月期が楽しみです。
今日(7/10)は、つくばエキスポセンターで、国立天文台の渡辺潤一教授の講演会「彗星の謎にせまる」を聴きました。
まず、先生が監修されたプラネタリウムの特別番組「旅する天体 ほうき星ストーリー」を見ました。キャラクターもかわいらしく、内容も流星の輝きを「燃えて」と言っていたのが少し気になった他は内容も正確でしたが、私にとっては、少し「小さな子供向け」過ぎると感じました。
講演は、エキスポセンター2階の展示室内のオープンなスペースで、20〜30人ほどのスペースで行われました。カジュアルな出で立ちの渡辺先生が、直ぐ目の前で講演されました。
先生は、サイエンスゼロなどのテレビで拝見したとおりの明晰な語り口でした。まず、3人の渡辺潤一(淳一)が居ることからスタートするなど、よりくだけた雰囲気でお話してくださいました(先生と、小説家の渡辺淳一のほかに、ミュージシャンで同姓同名の方がいるそうです)。
先生が予想しておられたよりも、小さな子供も聴きにきており、少し説明に苦心されておられるようでしたが、私にとっては、期待していたよりもレベルの高いお話で、とても楽しめました。下記のようなトピックスは、初めて知ったことばかりです。
・彗星に含まれる水のスペクトル分析で、スピン温度(オルト水素とパラ水素のこと?氷ができたときの温度に関係している)がわかり、その分析から、彗星の起源とされるオールトの雲の天体は、土星あたりでできた氷の天体が飛ばされたものだとわかった。
・彗星は汚れた雪玉のようなものだが、その汚れの成分には、絶対温度1000度以上の高温が必要な「結晶質のシリケート」が含まれているものがある。これらの彗星の経験したはずの高温について、3つのモデルが提案されているが、詳しく調べられた彗星が少なく、まだ決着がついていない。
・ディープインパクトなどの探査機が至近で観測した動画や写真を多数見せてくださった。彗星核は、小惑星イトカワにそっくりな「らっこ」型で、宇宙には「らっこ」がたくさんいるらしい。お腹の部分がなめらかで、その他がごつごつしていることまで似ている。また、太陽による彗星の成分の噴出についても、一酸化炭素が頭の部分から出ているのに対して、水はつるっとした表面のお腹の部分から出ているなど、いろいろ面白いことがわかってきた。
最後に、これから起こる天文現象についてお話があり、2012年には金環食、金星の太陽面通過、月による金星食があって、「金」の年ということでした。
これから見られる彗星についても、直近では、6等星くらいになりそうな彗星があるというお話に続いて、大変遠方で見つかった彗星が1等星くらいになりそうだということを紹介されました(C/2011 L4 PANSTARRS、急いでメモしたので間違っているかもしれないです)。明るくなるのは、、2013年3〜4月ということで、まだ先ですが、今からとても楽しみです。
質問についても、とても丁寧に答えていただき、聴衆が少なかったのがとても勿体無く感じました。
でも、月が明るくなっていて、月や土星を眺めています。
もしも1週間早ければ完璧だったのですが、これでも早めの梅雨明けなので、今月末の新月期が楽しみです。
今日(7/10)は、つくばエキスポセンターで、国立天文台の渡辺潤一教授の講演会「彗星の謎にせまる」を聴きました。
まず、先生が監修されたプラネタリウムの特別番組「旅する天体 ほうき星ストーリー」を見ました。キャラクターもかわいらしく、内容も流星の輝きを「燃えて」と言っていたのが少し気になった他は内容も正確でしたが、私にとっては、少し「小さな子供向け」過ぎると感じました。
講演は、エキスポセンター2階の展示室内のオープンなスペースで、20〜30人ほどのスペースで行われました。カジュアルな出で立ちの渡辺先生が、直ぐ目の前で講演されました。
先生は、サイエンスゼロなどのテレビで拝見したとおりの明晰な語り口でした。まず、3人の渡辺潤一(淳一)が居ることからスタートするなど、よりくだけた雰囲気でお話してくださいました(先生と、小説家の渡辺淳一のほかに、ミュージシャンで同姓同名の方がいるそうです)。
先生が予想しておられたよりも、小さな子供も聴きにきており、少し説明に苦心されておられるようでしたが、私にとっては、期待していたよりもレベルの高いお話で、とても楽しめました。下記のようなトピックスは、初めて知ったことばかりです。
・彗星に含まれる水のスペクトル分析で、スピン温度(オルト水素とパラ水素のこと?氷ができたときの温度に関係している)がわかり、その分析から、彗星の起源とされるオールトの雲の天体は、土星あたりでできた氷の天体が飛ばされたものだとわかった。
・彗星は汚れた雪玉のようなものだが、その汚れの成分には、絶対温度1000度以上の高温が必要な「結晶質のシリケート」が含まれているものがある。これらの彗星の経験したはずの高温について、3つのモデルが提案されているが、詳しく調べられた彗星が少なく、まだ決着がついていない。
・ディープインパクトなどの探査機が至近で観測した動画や写真を多数見せてくださった。彗星核は、小惑星イトカワにそっくりな「らっこ」型で、宇宙には「らっこ」がたくさんいるらしい。お腹の部分がなめらかで、その他がごつごつしていることまで似ている。また、太陽による彗星の成分の噴出についても、一酸化炭素が頭の部分から出ているのに対して、水はつるっとした表面のお腹の部分から出ているなど、いろいろ面白いことがわかってきた。
最後に、これから起こる天文現象についてお話があり、2012年には金環食、金星の太陽面通過、月による金星食があって、「金」の年ということでした。
これから見られる彗星についても、直近では、6等星くらいになりそうな彗星があるというお話に続いて、大変遠方で見つかった彗星が1等星くらいになりそうだということを紹介されました(C/2011 L4 PANSTARRS、急いでメモしたので間違っているかもしれないです)。明るくなるのは、、2013年3〜4月ということで、まだ先ですが、今からとても楽しみです。
質問についても、とても丁寧に答えていただき、聴衆が少なかったのがとても勿体無く感じました。
イルカのツアー ― 2010年12月26日 02時33分22秒
イルカと泳ぐツアーに参加してきました。
大きい船で食事付きで眺めるツアーもありましたが、シュノーケルで一緒に泳げるというツアーです。集合場所の入り江に向かいます。
他の会社の事務所はあるのですが、お目当てのツアーの事務所がありません。そこに居た人に聞くと、そのツアーは車でやってくるので、船着場で待っていたらいいよ、と言われました。確かに、しばらくすると、係の人が現れて、受付を始めました。

船長さんとお客のひとりです。ボートは、スクリュー推進ではなくて、水を吹出すタイプで、イルカに近づいてよいのだということでした。

入り江を出て、海岸沿いに少し北上し、イルカのねぐらに向かいました。イルカは夜から朝に餌を食べ、そのあとねぐらに戻り、午前10時くらいから寝るのだそうです(完全に寝ると呼吸できないので、脳を半分ずつ休ませる)。そのため、イルカの周りで泳げるのは、10時前までということでした。
イルカと泳ぐやり方は、船長さんがイルカのいる付近に船を動かし、すぐに飛び込むように指示されます。その後、船の上から、こっちに行けとか、そこにいるよ、とか身振りや声で指示が出されるので、それにしたがって、イルカに近づきます。イルカに触るのは禁止ですが、かなり(2,3メートル?)近づけました。追いかけたり、並走(泳?)したりしておもしろかったです。10頭くらいの群れもいましたが、どうも同じ個体(親2頭と子供1頭)が船の近くで回っているようで、何度も遭遇しました。写真には撮れませんでしたが、ジャンプしたり、スピンしたりもしていました。一緒に泳いだ方の一人は耐水デジカメで盛んに撮影されていました。
その後、別の珊瑚礁の入り江で魚やウニなどを見ました。いろいろな魚や、パイプみたいなウニなど、たくさんの生物を見ることができましたが、少し流れがきつく、サンゴに打ち寄せられて、少し擦り傷をつくりました。
出発した入り江にもどる際の、海岸の眺めです。
入り江に戻ってきました。
最近のコメント