久しぶりに惑星 ― 2012年02月04日 18時46分07秒
昨年の忘年会後に、職場の同僚に18UCで木星とM42をみてもらってからは、星見はずっとごぶさたでした。
出張前に、かぜを引かないように、遠出は自粛していますが、快晴+低気圧接近(気流がよくなるか?)なので、ベランダから惑星観望をしました。11時過ぎに望遠鏡をセットして、夜半頃から火星を観ました。
冬型の気圧配置が崩れて、ジェット気流の具合がよくなると期待していましたが、それほどでもなかったです。視野の中で激しく動くということはなかったですが、ピントはほんの一瞬ずつしか合いません。極冠の白いところは明るく見えましたが、模様はまったくわかりませんでした。2分間動画で記録して、Registaxで処理すると、緑色の模様が浮かび上がって来ました。北極冠の下の暗い模様は"アキダリア平原"のようです。
とても寒かったのですが、メインは土星です。午前2時になると高度も上がってきました。気流は悪いままで、ピントが合っているのかわかりにくいですが、空は澄んでいるので比較的明るく写すことができました。
目ではカッシニの間隙はわからなかったのですが、4分間の動画を処理すると、
本体の横縞と輪の間隙が見えてきました。
P.S. K.NebulaさんのHPの記事に刺激されて、NexusとSkySafari Proを導入しました。私も、Nexusの説明書の記述で電池の持ちが短い(Encoder+Wifiで4〜5時間)ことが気になっていました。006Pの充電池を試してみると、Li-ion 220 mAhのタイプで約5時間でした。Ni-MH 200 mAhでも同じくらいのようです。条件は、室内に置いた状態で、Encoderやソフトは操作せず、スリープ禁止で放置して、Nexusが電池切れになるまでの時間です(iPhoneにはラインで電源供給)。低温の野外では、さらに短くなりそうです。Li-ion 400 mAhの充電池を注文しているので、これを複数用意するような運用を考えています。
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